Working Title of the project
Reminiscent Demolition(仮題)
Project Type
Sculpture, Installation
Project Information
取り壊されるビルの瓦礫を砕いて粉末にし、ビルのエントランスにある花ブロックの形状を使ったレンガとして再生する。並べたレンガの下からビルの取り壊し時の音をスピーカーから流し、その音の振動でレンガが徐々に崩壊していく。崩壊の再演。
Project Description
レンガは敢えて結合を弱くし、アクリル板を通じて音の振動で徐々に崩れていくようにし、会期中にその形が崩壊していく様相を観察できるようにする。ブロックを切り分け方を工夫することで、一つ一つのレンガの形に違いが出るようにする。コンセプトである、「祝祭の解体」を儀式的に可視化する作品とする。
Project Budget
粉砕機: 新品40万 中古20万
アクリル板 20㎡(5mx4m, 乳白色 ): 13万
音響機材 10万
LEDライト40本(1m): 4万
搬出入: 5万
雑費: 2万
(制作場所未定であるため制作場所の賃貸料が必要になる可能性有。また、展示会場は暗室が望ましく、新しく暗室を展示会場に建てる必要があればその費用も必要となる。)
Total Budget
粉砕機を中古20万で購入する場合: 54万
粉砕機を新品40万で購入する場合: 74万
(粉砕機をどこかでレンタルできないか調査中であり、結果次第でバジェットが変動する可能性有。制作場所賃料と暗室の分は不確定なので現段階では含めていない。)
Curious about
固有性、痕跡、時間、身体性、名前
Related topic or subthemes
・新陳代謝される都市の中で破壊され続けていく建築へのリマインド
・本来何かを遮断させるための壁を、外壁に見立てることでバックライトを太陽光のように思わせる演出には、地と図を転換させる美術の伝統的な発想の作法に通底しているように思われる。このプロジェクトでは、床に光を配置することで、ブロック上面を逆に暗く見せて本来暗く見えるはずの割れ目を明るく演出し、ネガティブな割れの印象をポジティブな印象に演出できるのではないかと考えている。
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