Solo Show:「A Second in Thousands – 36°19’21″N, 139°01’09″E」 rin art association
Open 11:00 – 19:00 Closed on Monday and Tuesday
Opening reception 1.14 sun 18:00 – 20:00
Opening performance 1.14 sun 18:00 –
rin art association 1F
MACRO Building 5-24 Iwaoshi-machi Takasaki Gunma Japan 370-0044
この度 rin art association は李豪哲による個展「A Second in Thousands – 36°19’21 “N, 139°01’09″E」を開催いたします。
李豪哲の作品は言葉の問題の言及が根幹にあり、言葉によってカテゴライズされることで失われていく固有性の存在意義を問い直します。
今展では「A Second in Thousands」シリーズより二つの手法で制作される作品を展示をします。「A Second in Thousands」シリーズは作家のパフォーマンス行為により、鑑賞者と感覚を共有するように作品は完成していきます。
平面作品では秒単位で刻印された未来の時刻を、指定された時間通りに作家自身がペイントすることで印字された時刻を消していきます。
彫刻作品では床に並べたブロックに同様の時刻が印字されており、ハンマーで一つ一つプロックを壊すことで作品は完成していきます。
どちらも単純で反復的な作業を肯定するように行われ、ペイントによるタッチやハンマーによるヒビはそれぞれが異なる固有性を表し、その固有性は時間という二度と訪れない固有化された記号に付随することことで、さらに概念は強調されていきます。
また、固有化された時間は作家の行為により未来を示唆するものから、現在を共有するもの、さらには過去を見つめるものへと変容することで、時間に備わる性質そのものを可視化していきます。
作品は2020年にロンドンの大和日英基金で発表されましたが、日本国内では初公開になり、新作では平面、彫刻共に陶磁土を用いてより固有性と統一性に強度を増した作品を展開します。どうぞこの機会に李豪哲が考察する固有化された時間をご体感ください。
※展覧会初日にパフォーマンスが行われ、その後はその痕跡として完成した作品の展示を行う展覧会になります。
rin art association will have an exhibition of Hochoul Lee’s solo show, “A Second in Thousands – 36°19’21 “N, 139°01’09”E”
Hochoul Lee is an artist who is inspired by the issue of language. He makes art pieces indicating the meaning of uniqueness which is lost by categorization.
In this exhibition, he shows the paintings and installations which is made through the process of the performance creating the texture on the surface of ceramic bricks. All bricks are caved marks of different date and time. The performance is done in a real-time frame to synchronize the marks.
These works visualize the concept and the feature of time with the making process. We hope the audience feels the individualized time via Hochou Lee’s works.